真の美しさとは
「美しい人」と聞いて、どのような人を連想しますか?
肌が、顔が、体が、姿が、心が、生き方が美しい‥
きっと、まず、自分が気になるところに目がいくはずです。
私は、まず、肌です。
なぜなら私は、17歳から27歳までの若くて良い時をニキビと共に暮らし、肌にコンプレックスがあったからです。
ニキビがあると、憂鬱になり、必要以上に外に出なくなります。
外に出ても、見られるのが嫌で、うつむくようになります。
人と話す時も、自信がなくて、目を合わせなくなります。
24歳の時、そんな私を見かねた母が、化粧品会社のフェイシャルサロンを勝手に予約して来ました。
それが、私のフェイシャルエステとの出会いでした。
当時、メーカーの海外営業をしていて、初めてのセールスウーマンと期待され、その重圧に押しつぶされそうでした。
出張が多い仕事だったので外食も多く、接待で飲酒することもしばしば。
乱れた食生活、睡眠不足、そして不安から来るストレスで、肌はニキビでいつも荒れていました。
しかし、8年間、フェイシャルサロンに通いましたが、オーナーの努力も虚しく私の肌状態は、一向に良くはなりませんでした。
皮膚は、自律神経系、内分泌系、免疫系を通して臓器と関連していると言われます。
そのことを「内臓神経皮膚顔面反射」と言います。
今、思い返すと、あの時の皮膚トラブルは、皮膚だけの問題ではなく、体の中からのサインだったのです。
肌荒れにとって必要なのは、化粧品だけではありません。
栄養状態や全身の代謝機能の低下や精神的なストレスなどが原因となっている場合もあります。
それらをトータルにケアするのが「エステティック」です。
エステティックは、肌や身体が持っている自律神経、ホルモンの分泌、免疫力などの恒常性維持機能(=ホメオスターシス)をサポートし、「心と体のトータルビューティ」を目指します。
その人が持っている内面の美しさを引き出すことを重視します。
ファッション、アクセサリー、メイクアップ、ヘアスタイル、美容整形。
どれも美しくするための手段ですが、それだけでは内面の美を磨くことはできません。
エステティックだけが、それを叶えることができるのです。
悩んでいる人、悲しんでいる人、不安な人、元気のない人、傷ついた人‥
どんな人もキレイになると元気を取り戻し、自信を持つことが出来るようになります。
また、前を向いて歩き出すことができるようになります。
美しくあることは、幸せになること。
美しくありたいと願うことは、幸せになりたいと願う力。
そんな心の底からの願いに寄り添い、サポート出来るこの仕事は奥が深くて難しいけど、たくさんの人を幸せに出来るやりがいのある仕事だと思います。
0コメント