【体験談】これでもう怖くない!大腸内視鏡検査のすべて

昨年末、女優のあき竹城さんが、大腸がんでお亡くなりになりました。
気さくで明るいキャラクターで、大好きな女優さんだったので残念でなりません。

実は、2年前、わたしも健康診断の大腸ガン検診で、血便が出たため、要精密検査となり、大腸内視鏡検査を受けました。
始めは、「お尻から管を入れるなんて痛そうだし、恥ずかしいし考えられない。」と、なんとか受けないで済む方法を考えました。
しかし、受けてみてイメージが変わったので、もし、わたしのように受けるかどうか悩んでいる方がいらっしゃったら、このブログを読んでみてください。

わたしは、大の病院や検査嫌いで、健康診断だと思うだけで、便秘になってしまいます。
そのため、検査の血便も、便秘で痔が切れたのかなとは思ったけど、クリニックでの先生からの説明で、2回とも血便が出た時は、大体、ポリープがあることが多いとのことで、大腸内視鏡検査を受けることになっていると説明を受けました。

出来ることなら超音波検査で済ませたかったのでショック!
そのまま、別室で看護師さんから検査の説明を受け、同意書にサインし、感染症にかかっていないか検査するための血液検査を受けました。

部屋には、大腸ガンでお亡くなりになった坂口良子さんのポスター「大腸ガンは早期発見で治る」が貼ってあり、急に、自分も大腸ガンかもしれないという不安が襲って来ました。

わたしが検査に選んだクリニックは地元では大腸内視鏡検査が上手で、鎮痛剤(眠り薬)を使ってくれるところだったので、検査まで2ヶ月待ち。
その間、ずーっと不安に過ごしました。
それでも自覚症状がなかったので、少しでも痛くないほうがいいと思い持ちました。

確か2日前から消化の良いものを食べるように食べてはいけないものの指導を受け、その夜に下剤を飲んで、前日の昼食と夕食は検査食を食べ、もう一度、寝る前に下剤を飲んで寝ました。

検査食は洋食か和食か選べて、昼は仕事をしていたので、クラッカーの洋食の方にしました。
夜はレトルトの煮込みハンバーグでした。
夜の7時以降は食べてはいけないとのことでしたが、お腹がすいて眠れそうになかったので、唯一食べてもいい固形物のプリンを食べて早めに寝ました。

そして、検査当日の朝は、何も食べないで病院へ行きます。(水とお茶は飲んでもいいです。)

鎮痛剤を使用する場合、帰りは車の運転ができないので、夫に送ってもらって行きました。
検査は着替えが簡単な服装でとの事だったので、久しぶりに昔のジャージを引っ張り出して着ました。(ダサッ)

病院に着いたら、一人づつカーテンで仕切られたテレビ付きリクライナーで、1時間30分かけて1.8リットルの下剤(ポカリスエット味のジェル状の飲み物)を飲んで腸をキレイにします。
飲むペースは任されるので、計画的に10分おきに200cc(コップ一杯程度)を飲むことに決めました。

そんなにたくさん飲めるか心配でしたが、バリウムなんかと比べたら普通に美味しくて全然、問題ありませんでした。
不思議なんですが、途中からミッションをクリアしている感覚になって、飲む終わるごとに達成感が生まれてきます。

カーテンの向こうには、わたしより30分早くから、60代位のおじさまが検査を受けていらっしゃいました。
なかなか1回目の便が出ないようで、看護師さんから、外を散歩したり運動するように指導を受けていました。

いつでも、便意をもよおしたらトイレにすぐに行けるように、一人ひとつずつ専用トイレが与えられます。
病院によっては、トイレが共同のところもあるので、有難かったです。

気づいたら、「あのおじさまより先に便を出してやる」と張り合っている自分がいました。
すると、1回目の便意が‥
おじさまを横目で見てトイレに行きました。わたしって性格悪いのかな?
この時、すでに大分、液状の便でした。

看護師さんから、「便が出きって透明な液体になったら呼んでください」と言われます。
一回目の排便の後は、トイレに行く回数が増えて来ます。
通常、5回から8回で最終の便になるとのことだったので、今度は最小の5回で最終便を出すことを目標にしました。

4回目では、黄色い液体につぶつぶ便が混じった状態になりました。
5回目、これはいけるんじゃないか?と思い、看護師さんを呼んだら、まだ少し早かったようです。
「完全に液体だけになったらまた呼んでくださいね。」と言われました。

隣のおじさまが、心なしかほっとした感じでした。
本当は、おじさまより先に検査を受けたかったのですが、後半、急におじさまが巻き返して来て、先に処置室へご案内されました。(なんの競技?)

結局、6回目の便で、看護師さんに透明になったのを確認してもらいました。
いよいよ大腸内視鏡検査です。

更衣室で、お尻に切れ目の入ったペーパートランクスと検査着に着替えます。(なるほど、ここから管を通すのね。)

その後、処置室でベットに寝て、腸の動きを止める点滴を受けます。(また針か‥嫌だな。)

点滴が終わると検査室に入り、検査台に登り横向きに寝ます。(こうなったら、まな板の上の鯉状態)

先生に「点滴に麻酔を入れます。気分はいかがですか?」と聞かれました。
「なんかウトウトとして来ました。」と答えたところまでは覚えていますが、その後は、全く記憶がありません。

目を覚ましたのは、検査が全部終わって、お尻が温かかったので、それで「何だろう?」と思った時です。
きっと、何かでお尻を拭いてくださったのでしょうか?

30分程の検査があっという間に済みました。

意識はあるのですが、自分では動けないので、看護師さん二人がかりでストレッチャーに移されました。

その後、もう一度、眠りました。
再び、目が覚めたのは1時間後ぐらいだったと思います。

麻酔でフラフラするといけないので、2時間ほどはベッドで休みました。
完全に目が覚めたら、看護師さんに点滴を抜いてもらい着替えをします。

待合室で待っていると、診察室に通され先生から写真を見ながら説明がありました。
小さなポリープが4つあったけど、切除するまでもないと説明を受けました。

念のため、後日、細胞診をして、悪性でないか確認してもらいましたが、問題ありませんでした。

わたしは、胃カメラと肺の内視鏡検査も受けたことがありますが、比べものにならないぐらい痛みがなく楽でした。

大腸がんは早期発見で治る病気だそうなので、もし私のように検査を受けるかどうか悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひおすすめしたいです。

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