【乾燥肌の方へ】汚れだけじゃない!日本産クレイの神秘の力
乾燥肌でお悩みのお客様
先日、お客様から季節の変わり目で肌が乾燥するとのご相談を受けました。
そこで、フェイシャルオプションで「日本産泥パック」をお試ししたところ、
「今まで皮膚科でいろんな薬を試したけど、一番、しっとりして効果が持続した。」
と大変お喜び頂けました。
さらに、見た目もむくみがなくなりスッキリとし、肌色がワントーン明るくなっていました。
そこで今日は、わたしが10年以上前から愛用している国産クレイのモンモリロナイトについて書きたいと思います。
クレイって何?
そもそもクレイって何でしょう?
クレイは直訳すると粘土や泥という意味ですが、化粧用の基材として販売されているクレイは、正確に言うと泥とは少し違います。
クレイは粘土鉱物のことで、もともと火山灰や溶岩であることが多いです。
数千年〜数億年前に火山が噴火して、その火山灰や溶岩が海底や谷底などに積もり、流動性や熱、圧力などによって固まった石のようなもので、その中で一番粒子が細かいものがクレイと言われています。
また、自然の力で研磨されナノサイズの微粒子へと変化し結晶化しているため、表面がトゲトゲしておらず滑らかなのも特徴です。
【クレイの定義】
・汚染されていない土地から採掘された純度の高い泥や粘土
・鉱物の中で粒子が一番細かく、サイズが「0.0039mm以下」
・結晶化しており、強度・弾性率(変化のしにくさ)が高い
・シリカ、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれる
なぜ、日本産モンモリロナイトなのか?
わたしがアロマテラピーを学び始めた時、同じようにどうしてクレイは外国産ばかりなのかという疑問が湧いてきました。
アロマテラピーについては、ブログ記事 「「日本の森から生まれたアロマ」yuica 」をご覧ください。
日本は火山王国。
クレイが火山灰から出来ているのなら、日本にもクレイが存在するはずだと思い探しました。
そこでまず出会ったのが、岩手県産のモンモリロナイトでした。
(最近では、山形県、新潟県、群馬県、富山県、兵庫県、三重県なども見かけます。)
早速、使用してみると、外国産(アメリカ産)と比べて、キメが細かくて粘度があり、滑らかな使い心地でした。
また、保水力に優れ水を含んで膨らむという特徴があり、精製水を加えると約7〜8倍ほどに膨らんで、ふっくらとしたジェル状のパックになります。
これは外国産がカルシウム型であるのに対して、日本産がナトリウム型であるためです。
ただ、海外にはベンナイト、カオリン、ガスールなどモンモリロナイト以外にもたくさんの種類がありますが、日本産クレイはほとんどがモンモリロナイトです。(沖縄県産のクチャを除いて)
また、もともと国土が狭かったり、放射能などに汚染されていない土地が少ないため、産地も限られています。
驚くべきクレイの効果
クレイはマイナスイオンを帯びているため、プラスイオンを帯びている老廃物や毒素を吸着して抱え込み、毛穴の汚れや皮脂を取り除きます。
クレイはイオン交換をするため、同時にお肌に豊富なミネラルを残してくれます。
クレイが汚れを落とすだけでなく、お肌に潤いを届け乾燥から守るのはこのためです。
その他、ミネラルに含まれる亜鉛やマグネシウムは肌のターンオーバーを促す、肌の老化を防ぐ、肌トラブルを予防するなど美肌を維持する上で重要な効果も期待できます。
モンモリロナイトは、大昔かの有名なクレオパトラも化粧品として使用していたのだとか…
それも納得ですよね。
ぜひ、みなさんも日本産モンモリロナイトの力をお試しください。
フェイシャルオプション
日本産泥パック(20分) 3,300円
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